Taktoryにおいて、作業工程がどこまで進んだかを調べる方法として、進捗一覧を使うのが最も確認しやすい方法だと思います。
「どの製品がどこまで進んでいるか」の検索条件をいろいろと想定し、以下の機能を追加することで、検索結果(カタマリとして見たいグループ)で進捗一覧が見えると思います。
その中で、製品単位での進み具合の確認だけでなく、受注単位で進み具合が確認できるように、進捗一覧v2(受注)を用意しました。
1つの受注にて、多くの製品を登録されており、かつ、受注単位でざっくりとした進み具合が見たいことを想定しています。この受注はどこまで進んでいるかという見方に対応しています。
1 . 進捗一覧v2(受注)の見方

簡単な例とともに説明します。この場合、FS機械様向けのサンプル20190317という受注は、
・プログラムとCADが終了
・パンチングとタップとレーザーが仕掛り
となります。
次に、サンプル20190317という受注の中をもっと詳しく見たいと思いました。では、サンプル20190317という受注にはどういった製品の登録があって、それぞれがどこまで進んでいるかが知りたいときは、左側の詳細ボタンを押してください。

そうすると、4つの製品が登録されていて、それぞれの進捗が確認できます。
プログラムとCADは、4製品すべてが完了しているので、進捗一覧v2(受注)では、終了(緑)になっています。
パンチング、タップ、レーザーは、仕掛り中であったり、終了している製品もあったりと、混在しているので、進捗一覧v2(受注)では、仕掛り(青)になっています。
つまり、すべての製品にて、その工程が終わっていれば、終了(緑)となり、1つでも進んでいれば仕掛り(青)になります。
1つの受注に多くの製品を登録する運用の場合は、まず進捗一覧v2(受注)で全体を把握し、その後、進捗一覧v2で詳細を見るという確認の仕方が便利です。
2 . 進捗一覧v2で子部品を自動取得

子部品がたくさん登録されている親品番を検索したときに、その品番だけでなく子部品も同時に検索できたほうが便利ですよね。そこで、詳しく検索に「検索結果に子部品が含まれれば自動取得する」にチェックが入っていれば、親品番を検索したら、自動的に子部品の進捗結果も引っ張ってくるようにしています。このチェックは通常ONになっています。

3 . 進捗一覧v2で指定した工程が含まれる検索

製品の進捗を検索するときに、ある工程が含まれるものだけで検索したり、逆にある工程が含まれないものだけで検索したりできるようになりました。
例えば、外注を出す工程があったりしたら、その工程がない製品、部品だけで見ることができます。
3/23 追記
進捗一覧v2において、工程名、工程コード、期限、外注先をチェックで表示/非表示できるようになりました。
