ネスティングの使い方(IST連携)-都度ネスティング
ネスティング機能について紹介します。
ネスティング機能はTaktory単体でも使用可能です。
都度ネスティングとは、受注した製品を選択し、ネスティングを行うことで、
ネスティング結果は毎回違う運用のことで様々な受注に対応できます。
反対に固定ネスティングとは、ネスティング配置を決めたシートを採用することで、
決まった製品構成の受注が多い場合、利用されるケースが多いです。
ここでは都度ネスティングの説明をします。
さらにISTと連携することでより実運用に対応した細かなネスティング運用ができます。
受注Aを手配します。
●orderA 納期 12/25 item-A 5コ , item-B 3コ , item-C 10コ を手配します。
●レーザー工程はネスト指示のチェックをONにしておきます。
● item-A , item-B , item-C はすべてレーザー工程が含まれています。
ネスティングシートを手動で作成します。
●未手配ネスティングから item-A , item-B , item-C を選択し、N-codeを「123」で登録します。
※N-codeとは、ネスティングする単位の名前になります。
●ネスティング割当リストに、作成されたネスティングシートが表示されます。
①新規・・・こちらは都度ネスティングの際は、利用しません。
②削除・・・作成したN-codeを削除します。
③④一括着手、完了・・選択したN-codeに含まれる製品のネスティング工程を一括で着手完了します。
⑤一括キャンセル・・・選択したN-codeに含まれる製品のネスティング工程を一括でキャンセルします。
⑥CADMAC帳票・・・CADMACからの出力帳票にフォーマットを合わせて出力します。
⑦IST帳票・・・・・・ISTからの出力帳票にフォーマットを合わせて出力します。
一括着手を実施する
進捗一覧で確認すると、N-code「123」に登録されたitem-A , item-B , item-C
のレーザー工程が一括で着手されたことが確認できます。
ネスティングシートをISTで作成します。
●未手配ネスティングから item-A , item-B , item-C を選択し、CSV出力を行います。
●ISTにダウンロードしたCSVをインポートし、ネスティングします。
●ISTから出力したテキストデータをTaktoryへアップロードします。
ISTからの取込結果を表示します
●ネスティング割当リストにist123-1とist123-2が生成されます。
●例として ist123-1 を確認すると、item-Aは、製作数5コ中2コ割り当てられ、item-Cは、製作数10コ中9コ割り当てられています。
●未手配ネスティングを確認すると、item-Cが1コ割当らなかったので残1と表示されています。
※ISTを運用すると、ネスティング指示した結果、割当らなかったものを管理できます。
※割当らなかったため、未手配ネスティングに残ります。
●進捗一覧とは以下のように対応します。
※ISTを運用すると、ist123-1:item-A/2コ、ist123-2:item-A/3コ といった登録ができ、5コ受注に対して、シートを跨いだ管理もできます。
※item-Cは割当らなかったため、すべてのネスティングが終わっても着手状態で完了しません。