Case Study

Taktory

株式会社ミヤモト様

Taktoryで工場長に集中する負荷を低減。

工場の見える化により生産効率が向上。

当初は作業指示書を エクセルで作ってペンで記入

現場に設置したPCにて、指示書のバーコードを読み取ることで、着手完了を登録しています。

機構設計、精密板金プレス、高級焼付塗装、シルク印刷までを、社内にて一貫生産しているため、製品ごとに工程が違ったり工程順序が逆だったりと、工程を正確に進めることそのものに大きな手間と労力を費やしているのが現状でした。
受注製品の7割がリピート品、3割が新規部品という割合のため、リピート品にかける労力を極力減らすことが最初の命題でした。
Taktoryの工程学習機能(一度通った工程のみをリピート時表示する)を活用し、作業指示書を作成する際にそれぞれの製品への工程順序を指示する手間がなくなりました。また工場全体の進捗が見え、前工程、後工程に対する意識がつくことで、社員一人一人が作業にとりかかる順番などを工夫するなど、効率化を求めた動きが浸透してきました。

サッと過去データをどこでも検索

事務所のパソコンにて、受注データの登録および指示書の印刷

品番がどんどんバージョンアップされていくとその都度、見積もり作業が発生します。その際、図面の履歴を見返したくなったり、過去注文時の価格、ロット数の推移を確認したくなります。Taktoryではクラウドサービスのため、そういった資料を本棚から探す手間がなくなり、P C、タブレットにて出先でも確認できるようになりました。
また、作業指示書と同時に図面を印刷する際も手間なくスムーズにでき、時間短縮に繋がっていますし、旧図面をデータ化して保存しておけるので、紙として保管しておく必要がなくなった点も助かっています。品番検索から過去受注した時期、数量の履歴確認が出来るだけでなく、いつ設変があったのか、この設変ナンバーになって何回受注しているのかなどが即座に確認できるので、どの状態で在庫しているか、この在庫は使えるのかなどの予測の手がかりになっています。

納期の前倒しにも即時対応

検査工程では、パソコン+バーコードリーダーで着完登録

CADMAC連携によって、CADMACで作図すると、自動的にパーツ情報がTaktoryへアップロードされます。

頻繁に納期変更を問合せてくる得意先様がいるのですが、工場長はその都度、その製品がどの工程まで進んでいるのかを工場内を走り回って確認していましたが、Taktoryを導入してからは、問合せのある製品がどの工程まで進んでいるのかを事務所で分かるので、工場長はわざわざその製品を探しまわらなくても、Taktoryの画面から工程進捗が確認でき、モノ探しの時間短縮ができるようになりました。

月ごとの生産目標への達成度

ベンディングマシンを新たに新設

工場内で月ごとの生産目標を立てて、その目標に対する達成度を日々管理することで、作業者一人一人のその日一日の仕事の目標値を定めることが重要になります。そこで工場長は、週末になると、その週の生産量を集計し、目標に対する達成度を計算し社員とのミーティングの中で展開していました。
Taktoryでは社員がバーコードで完了を登録しておくことで、完成した製品数、出荷した製品数などさまざまな切り口で自動的に集計できます。リアルタイムに随時確認することができるので、常に現状が目標に対してどの程度達成しているかが確認できます。
これにより、工場長がわざわざ集計計算しなくても、常に目標に対する意識が社員一人一人に浸透するので、何度もミーティングを繰り返さなくても現状に対する分析が社員全員で共有できるようになりました。

株式会社ミヤモト

会社名:株式会社ミヤモト
所在地:〒457-0813 愛知県名古屋市南区鳴尾町丹後江3031番地の3
電話・FAX:052-614-1555/052-614-3755
メールアドレス:info@mymt.co.jp
代表者:井上 卓己
従業員数:18名
設立:1978年7月21日
事業内容:機構設計、精密板金・プレス、焼付塗装、シルク印刷(機械加工・樹脂加工・各種メッキ)
URL:http://mymt.co.jp/

主要設備

●タレットパンチプレス アマダ / VIPROS Z358NT
●レーザー複合機 村田機械 / FL-1544
●プレスブレーキ 村田機械 / BB6020など他4台
●塗装ライン
●2次元CAD/CAM キャドマック / CADMAC-NEX
●生産管理システム キャドマック / Taktory
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