Case Study

Taktory

大藤鉄工株式会社様

Taktoryで顧客に安心してもらえる製造現場へ。

顧客要望であった工程管理の徹底を具現化。

作業指示書の運営は 過去何度かトライしてみたが…

工場内に並ぶ出荷前の大物板金加工品

大手産業機械メーカーからの受注が多く、大型板金加工品の溶接から組立(板厚t1.6〜t50)が主な業務となります。その為、複雑な大型製品を少数製作することから、一点モノや頻度の少ないリピート品が多数を占めています。取り扱う製品の背景もあり、作業者の熟練度が重要視される社内文化の為、職人気質が強く、管理システムの導入に難色を示す方がほとんどでした。その為、過去何度か作業指示書の運営を試みましたがやはりパソコン作業が面倒なこともあり、長続きせず、断念していました。
Taktoryは従来の生産管理システムのようなソフトウェアではなく、Webブラウザを使ったインターネットサービスの延長のような見やすくシンプルな画面レイアウトなので、パソコンが苦手な方でも簡単に使用でき、またバーコードでの管理が簡単にできることからスムーズに導入ができました。

顧客から届く複雑なEDI受注を一括処理

顧客からのEDI受注を一括取込

顧客から届くEDIは非常に複雑でエクセルの中に複数シートに分かれ、さまざまな情報がバラバラに入ってきます。
まず、大きく分けて「内示」と「確定」があります。これが一つのファイルに別シートにあり、一括で読み込む必要がありました。なぜなら、今までは、この毎日送られているEDIデータの中で、先日と当日で何が変化しているのかを1つ1つ手作業でチェックしたので、Taktoryでも同様に、このEDIデータを一括取込し、先日との差異を自動で表示しました。
確定受注データのみでしたら、差異の表示は簡単ですが、「内示」と「確定」が混在するため、例えば、内示から消えた場合、それはキャンセルなのか確定シートに移動したのかを判断する必要があり、処理は容易ではありません。こういった処理に対して、Taktoryは柔軟に対応していただいたため、事務処理時間を大幅に短縮できました。

すでに運営している出荷伝票をそのまま使用

出荷はハンディーターミナルで顧客からの出荷伝票を登録

Taktoryの作業指示書と顧客からの出荷伝票

従来から使用していた出荷伝票に、顧客での受入れ検査用のバーコードがついていました。Taktoryでの伝票発行をやめて、そのまま出荷伝票のバーコードをTaktoryの出荷登録として、読み取れるようにカスタマイズしました。これにより、従来の伝票をハンディーターミナルで読み込ませるだけなので、作業者に新たな負担を掛けることなくTaktoryで出荷管理ができるようになりました。

ノウハウの蓄積による少量多品種でも高品質を実現

CADMACで作図が終わると完了登録

受注が確定すれば作業指示書を印刷

大型で複雑なものを取り扱う為、その製作工程における注意事項や確認項目が多数存在します。それら注記やノウハウを必要なときに的確に作業者に伝えるためには日々のデータの蓄積と表示が重要です。
Taktoryでは、項目名を自由にカスタマイズ出来ますので、社内で通名として使っている名称のまま使用できます。また、作業指示書のフォーマットも自由にカスタマイズ出来ますので、作業者に誤解なく見やすく指示書を表示することで作業ミスを撲滅し、確実に注記を遵守して工程を進めていける仕組みづくりができました。

大藤鉄工 株式会社

会社名:大藤鉄工株式会社
所在地:〒910-0134 福井県福井市上野本町13-41
電話・FAX:0776-56-2488/0776-56-3869
メールアドレス:info@ofuji-t.co.jp
代表者:大藤 真嗣
従業員数:15名
設立:1956年5月
事業内容:大型板金加工品、機械加工品および組立品の製造

主要設備

レーザー加工機 コマツNTC / TLV-510
プレスブレーキ コマツ産機 / PBZ2254
シャーリング コマツ産機 / SHS6×255
3次元CAD キャドマック / SE-G5
2次元CAD/CAM キャドマック / CADMAC-NEX
生産管理システム キャドマック / Taktory
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