バーコード忘れで作業時間が大きくなりすぎたのを調整する
通常、作業の開始と完了時にはバーコード登録を行いますが、
作業が日をまたぐ場合には、その日は中断しておいて、翌日再開して作業をスタートさせると正しい作業時間が記録されます。
ところが、中断を忘れてしまうと、稼働時間外の時間もすべて作業時間として計算されてしまい、正確なデータがとれなくなってしまいます。
そういった場合に、作業時間を一括または手動で修正することができます。
全作業工程リストで作業時間を確認する
ホーム画面から全作業工程リストへアクセスします。
作業が完了した工程には作業時間が表示されています。
作業時間を一括で修正する
あきらかに作業時間が大きすぎるデータを選択します。
作業時間一括修正のボタンをクリックします。
モーダルウインドウで修正に関する説明が表示されますので、「確認」ボタンをクリックします。
修正結果のプレビューが表示されますので、問題なければ実行ボタンをクリックします。
上の例で修正結果の枠が緑色の場合は、記載された時間どおり修正されます。
赤色の場合は、修正は行われません。
一括修正の対象になるデータ
①着手した翌日に完了した場合、赤い斜線部分の非稼働時間がマイナスされます。
②着手した翌日が休日で、その翌々日に完了した場合、非稼働時間+休日の時間がマイナスされます。
一括修正できないデータ
①一度修正したことがあるものは修正されません。
②まだ作業が完了していない場合は修正されません。
③中断履歴がある場合は修正されません。
④開始・または完了時間が稼働時間外にかかっている場合は修正されません。
⑤開始または完了が休日にかかる場合は修正されません。
対象となるデータを予め絞り込む
検索条件を指定することで、前項の①②③に当てはまるデータを省くことができます。
詳しく検索で、
工程着手時刻・・・入力済みのみ
工程完了時刻・・・入力済みのみ
工程ステータス・・・作業完のみ
中断履歴・・・なしのみ
を指定します。
さらにクイック検索で「未修正」のデータを絞り込みます。
手動で修正する方法
一括修正の対象外になってしまうデータについては、手動で修正することができます。
対象のデータの上で右クリックし、「工程の編集」をクリックします。
編集画面が表示されます。
のボタンを一度クリックすると、下の図の赤い斜線部分の時間がマイナスされます。
を一度クリックすると、約24時間(※)マイナスされます。
※完了時に、休憩時間をすでにマイナスしているため、その分はマイナスされません。
間違えて減らしてしまった場合は
をクリックすると、編集画面を表示したときの時間にもどります。
予め正しい作業時間がわかっている場合は、フォームに直接入力することも可能です。
また、この画面で作業時間を修正した場合、完了時刻も連動して修正されますのでご注意ください。