損益レポートの使い方
売上金額に対して、原価がどれくらいかかっているのか
が見たいというお声を多数いただき、本機能を実装しました。
Taktoryでは、受注を収入とし、外注発注、材料発注、購入品発注が支出として積算します。
さらに、工程にチャージを設定し、作業時間からコスト算出して、支出に加算します。
この「収入」ー「支出」 = 「粗利」になり、この値を正確に把握することで、会社がどういった状態かがひと目で分かります。
損益レポートでは、売上とコストの発生状況を月ごとに確認することができます。
損益レポートへのアクセス方法
損益レポートへは、ホームの分析メニューから、もしくは
グローバルナビゲーションの分析タブから、アクセスすることができます。
損益グラフの見方
損益グラフは、得意先ごとの売上が正の方向に、作業・外注・購入品・材料のそれぞれのコストが負の方向に、積み上げ棒グラフで表示されます。
各数値は以下のデータから取得されます。
売上・・・受注マスタ、もしくは納品請求リスト
作業コスト・・・工程チャージ×製作時間
外注コスト・・・外注指示リスト
購入品コスト・・・購入品発注リスト
材料コスト・・・材料発注リスト
折れ線グラフは「売上の合計 ー コストの合計 (粗利) 」の数値です。
工程別原価推移の見方
工程別原価推移は損益グラフのコストの内、作業コストについて、工程ごとに積み上げ棒グラフにしたものです。
工程マスタのチャージが設定されている場合に、チャージ×製作時間の値が表示されます。
担当者別原価推移の見方
担当者別原価推移は、損益グラフの内の作業コストを、担当者別に積み上げ棒グラフにしたものです。
工程別と同様に工程チャージが設定されている場合に表示されます。
表示期間について
グラフの集計期間を変更することができます。
最終年、最終月は、グラフの一番右側の月を設定できます。
月数は、何ヶ月分集計するかを設定できます。
最終年が2022年、最終月が1月、月数が6ヶ月の場合、
2022年1月から遡って6ヶ月分のデータが集計されるので、
2021年8月〜2022年1月までのデータが表示されます。
材料、購入品の集計日について
材料・購入品の集計日は、材料発注リスト、購入品発注リストに登録している日付で集計されます。
発注日と入荷日のどちらで集計するのかを、切り替えることができます。
売上の集計日・集計金額について
売上のデータは、受注日、出荷日、納品日、請求日のいずれで集計するのかを切り替えることができます。
受注日・・・受注マスタにて受注日として登録した日付で集計されます。集計金額は受注金額の合計です。
出荷日・・・受注マスタにて納期として登録した日付で集計されます。集計金額は受注金額の合計です。
納品日/請求日・・・納品書/請求書作成時に、納品日/請求日として登録した日付で集計されます。集計金額は、納品書/請求書に記載の合計金額が集計されます。
単位の切り替えについて
金額の表示単位を変更することができます。
3つのグラフ全ての数値の単位が切り替わります。
集計金額が大きすぎて数字が見づらい場合にご利用ください。