How to Use

作業における製作数のトレーサビリティーについて

日々、製品の作業手配を行っていると思いますが、

第1工程をスタートした後、最終工程までの間で不良等が発生して、製作数が減少することがあります。

このときの製作数の変動推移を各製品ごとにトレーサビリティーを取ることができるようになりました。

一体、どの工程で数量が減ったのかが製作数を入力していくだけで順次記録できるので、

あとは、不良登録履歴から要因や現象を整理して登録しておくと、次回から役立つデータになります。

こちらの機能を使うには工程を順番どおりに完了させるという運用が大前提です

順番に完了させるための設定も合わせて説明いたします。

工程飛ばしエラーの設定について

工程飛ばしエラーの設定が必要です。

こちらは、お問い合わせいただければ設定いたします。

着手できない:前工程が完了していない場合、次工程の着手ができません

完了できない:前工程が完了していない場合、次工程の着手は可能ですが、完了できません。

どちらかの設定を行わないと、このトレーサビリティは機能しません。(デフォルトはOFFです)

作業指示書を元に、バーコードにて着手&完了を行います

サンプル指示書

まず、レーザー工程を開始します。製作数は8のままです。

レーザー工程を完了します。そのとき、製作数を8→7に変更します。

最後にブレーキ工程を完了します。そのとき、製作数を7→5に変更します。

製作数のトレースを確認する

全作業編集から作業の編集をクリック

 

更新履歴の下部分に変更数、日時、担当者が表示されます。

受注5個に対して、製作数8個で作業を指示し、

レーザー工程で1個減りました。

ブレーキ工程で2個減りました。

そして、製作数5個で作業を完了しました。

ということが確認できます。

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