How to Use

納品・請求を自動処理して売上実績表に反映させる

売上実績表を正確に運用しようと思うと、

・納品日の決まった納品書を作成

・請求日の決まった請求書を作成

この2つが必須となります。
ただ、Taktoryでは納品・請求を実施していない場合、これらの作業を行わないので、売上実績表が生成されません。

 

そこで、売上実績表に、納品請求一括完了ボタンを設定しております。

受注の出荷日(納期)をベースに納品日を設定し、自動的に納品を完了させます。
また、得意先様の締日をベースに請求日を設定し、自動的に請求を完了させます。

月ごとの得意先別の売上をざっくりでいいから確認したい場合は、こちらの機能をお使いください。

自動処理を行う前の準備

納品請求処理を一括で行う前に、製品の単価が入力されていることを確認してください。

 

売上実績は請求金額から計算されますが、請求金額は製品単価×受注数量から計算されますので、製品単価の登録が重要になります。

 

製品単価を手早く編集するには、納品書作成から行うと便利です。

 

 

まずは、出荷日と得意先などで、件数をある程度絞り込みます。

 

 

 

単価で小さい順にソートをかけると、単価が未設定のものが上に上がってきます。

 

 

鉛筆アイコンをクリックすると、入力フォームが開きますので、正しい単価を入力してください。

 

 

 

※ここでの単価の編集は、製品マスタで単価を編集するのと同じ結果になります。

 

売上実績の画面へアクセスする

製品単価が正しく入力されていることが確認できたら、売上実績表の画面へアクセスします。

 

 

 

納品・請求処理を一切実施していない月は、実績が反映されていません。

 

 

 

 

3月に出荷した製品を、自動で納品・請求完了にします。

画面上部の、納品請求一括完了ボタンをクリックします。

 

一括完了を行う

一括完了の画面が表示されます。

対象月を変更すると、緑色の例のところも日付が変わって、これから処理する内容が確認できます。

 

 

 

※基準日は、出荷日と出荷実績日時のどちらかを基準に処理します。

毎回違った基準日にしてしまうと実績に含まれないデータができてしまうので、毎回同じ基準日にしてください。

 

確認したら、実行ボタンをクリックします。

 

確認アラートが表示されるので、OKをクリックします。

 

通知を確認する

実行ボタンをクリックすると、バックグラウンドで処理が行われます。

 

少し時間がかかりますので、そのままページを移動して、別の作業を行っても大丈夫です。

 

しばらくすると、画面右上のベルのアイコンが黄色に変わります。

 

 

カーソルを合わせると、処理の完了の通知が表示されているので、クリックすると売上実績表へ移動します。

一度クリックするとこの通知は消えます。

 

 

 

一括完了した月の実績が反映されました。

 

 

 

納品完了リスト・請求完了リストを確認する

一括完了ツールで完了したデータは、納品完了リスト、請求完了リストに表示されます。

 

 

得意先ごと、月ごとに、1行のデータが作成されます。

 

 

一括完了ツールで納品完了・請求完了を行うと納品書・請求書は作成されませんが、右クリックで再出力が可能です。また、処理を間違ってしまった場合のキャンセルもここから行えます。

 

 

全作業編集で確認する

一括完了処理で対象となったデータは、全作業編集から確認できます。

 

まずは納品完了リストで納品コードを控えます。

 

納品コード、請求コードは自動採番になっていて、得意先ごと、月ごとに別の番号が割り当てられます。

 

 

 

全作業編集の詳しく検索で「納品コード」を入力します。

 

 

この納品コードに紐ついているデータが全て表示されます。

 

 

 

※この一括処理ツールは、得意先の締日、出荷日もしくは出荷実績日時の2つを基準として、バッチ処理を行うため、売上実績のどの月に計上されるかを細かくコントロールすることはできません。

細かく管理したい場合、納品日、請求日の登録と、完了処理を手動で行ってください。

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