出荷(製品)&入荷(購入品、材料)のバーコード処理と数量の関係
Taktoryでは、通常、出荷、入荷の記録をバーコードスキャンで行います。
ですが、イレギュラーで、予定より多かったり、少なかったりする場合があります。
そういった場合の数の増減について、今回まとめてみました。
Taktoryでは以下のように処理されますので、イレギュラーが発生した場合、対処してください。
出荷数を少なくした場合(分納)
出荷数が受注数より少ない場合、分納するか完納するかが選択できます。
受注が10個で、出荷数が7個で分納した場合。
分納すると、残数3として出荷指示リストに残ります。
残り3つを出荷すれば完了になり、受注数は変更されません。
このとき、製作数と受注数がイコールになるので、在庫にずれは発生しません。
出荷数を少なくした場合(完納)
受注が10個、出荷数が7個で「完納する」を選択した場合。
製作は10のままですが、受注数が7に変更されます。
製作数より出荷が少ないため、在庫が3つ増えます。
出荷数を多くした場合
受注が10個で、出荷数を11個にした場合。
受注数より出荷数が多いので、完納になります。
製作数は10のまま、受注数が11に変更されるため、在庫は-1になります。
材料・購入品の入荷数量
材料・購入品は分納がないので、すべて完納になります。
発注が10個で、入荷が7個の場合
発注数量が7個に変更され、在庫が7個増えます。
また、発注登録時から数量が変更されると、修正マークがつきます。
発注が10個で、入荷が11個の場合
入荷数が多かった場合も同じです。
発注数量が変更され、在庫が11個増えます。